糸ちゃんの日記

高齢で統合失調症…でもカラオケ🎤は、あいみょん♬米津玄師♫Mrs.🎶息子に「いいぞ!ババア」と言われる

神の行方 統合失調症と闘って 風間キキ著

私がアマゾンKindleから出版した本です…知人の編集者が本の感想をくれました。→本作は表題が示すとおり統合失調症に苦しめられた著者による半生記・闘病記である。21歳で結婚した著者は三人の子にも恵まれ、マイホームにて幸せな生活を送っていた。しかし、次男が交通事故死、その後、会社経営、倒産、夫からのモラルハラスメントを受け、母親と共に別居。生活保護を受ける。

その頃から、不眠、食欲不振、精神の不安定が出るようになってしまう。波乱万丈と呼ぶより他ない著者の壮絶極まりない人生の歩みが、時系列に沿った形で丁寧に顧みられていくこととなる。作品の前半部分で目を惹かれるのは、バイク事故で若くして旅立った次男の存在である。また、後半では、ふだん窺い知ることのできない精神医療施設における日常が驚くほど細やかに描かれている。この点もまた本作の特筆すべき見所となっている。

本稿で語られる精神医療施設、その中にいる人々や日常について、外から見ているだけの状態で何らかの判断を下している人々は大勢いるだろう。そのような人たちが、本稿を読んで少しでも考え方、見方を変えるような方向に動いていくことを願う。数多の苦難を乗り越えて今の境地にたどり着くことのできたのは、本人の不屈の努力はさることながら、家族の支えが非常に大きい。同じ病に苦しむ読者やそのご家族を大いに励まし勇気づけるものとなると信じてやまない